無農薬のお米を栽培するということ〜この世界を動かしているもの〜
広島から、ここ富士山の麓に移住して1年半が過ぎ…
昨年に続いて2度目のお米作り🌾
ダンナさんは兼業農家の息子なので
わたしも嫁いだ時からほぼ毎年
お米作りはお手伝いしてきたのですが
広島にいた時はいわゆる慣行農業…
普通のやり方でお米を栽培※していました。
※農協さんから、消毒済みの苗を購入して
田植えの前に除草剤を撒いて
稲刈りの前に害虫予防の薬を撒く…。
それでもまだ稲を干していたので
やっぱり自分のところで作ったお米は美味しいなぁって
思っていましたが
いつか、できる限り自然に近い形でお米を栽培したい
という想いもありました。
なので、昨年こうして富士山の麓で
無農薬のお米を栽培することが出来た時には
本当に嬉しかったです✨✨
そのかげには、ダンナさんのとてつもなく
大変な労力があったのですが😎✨✨
今日は、たまたま二人のお休みが合ったので
わたしも田んぼの草取りに付いていきました🚙
わたし達が住む山中湖から
田んぼのある河口湖までは
往復45km!!
今日のように三連休の真ん中の日は
観光客で大渋滞🚙🚙🚙
行って帰ってくるだけでも大変なのですが
田んぼの草取りは、もっと大変!!
何と言っても、水がわたしの膝辺りまである中を
歩きながら、一本一本手で草を抜いて行くのですから💦💦
(実は、わたしは初体験でした〜😅)
こちらはダンナさん💕💕
↓↓↓↓
田んぼに生える草って、主にヒエなのですが
今の段階だとイネとの違いが見た目には
全く分からない!
ダンナさんに教えてもらった見分け方は…
🤠根っこを触った感覚で確かめるんだ。
ヒエはしっかり根づいてないし
一本一本バラバラに生えてるからスッと抜けるよ。
何だか重みのある言葉…。
感心しながら
真っ昼間の暑いさなか(確か33℃)
慣れない足取りで
慣れないヒエの見分け作業…(´;ω;`)
実は、ダンナさんは
今日でこの田んぼの草取りだけで
8回目!!
↑↑↑
1回目は、チェーン除草
↑↑↑
2回目は、手押しの除草機で
↑↑↑
3回目は、棒状の草削り機で
その後4回目以降が
今日のような手を使ってのいわゆる草取り。
今日は二人でがんばりましたが
(まだまだ終わらず…)
わたしがしんどそうなのを見かねて
3時間ほどで切り上げました。
(ダンナさん一人だともっとがんばったんだろうなぁ😎✨)
慣行農業では、この除草作業をすることは一切ありません。
たった一回の除草剤を撒くだけで草がほとんど生えない…。
当時は深く考えたことがなかったのですが
あらためてこの大変な手間
(8回以上の草取りを必要とする無農薬栽培)
を経験することで
除草剤の威力を感じざるを得ません😭
(ちなみに、使ってた除草剤は2,200円ほどだったそうです)
今日、河口湖へ行くまでの間
たまたま観ていた
社会学講座の紹介動画の中で出てきた
「この世界を動かしているのは経済」
という言葉に
何となく違和感を覚えて
草取りをしながらそのことを考えていました。
「この世界」って言ってるのは
もちろんわたし達人間のことで
(自然界には経済なんて関係ないから)
言い換えれば
わたし達は経済(お金)のために動いてる?
ダンナさんは、度々ご年配の方々から
「どうしてそこまでして自分で米作りをするんだ?しかも無農薬で。」
と不思議がられるらしい。
確かに
「この世界を動かしているのは経済」って考えたら
わたし達はあらゆる面で理解不能な動きをしている。
元々住んでいた広島だと
すぐ近くに両親から受け継いだ田畑もあって
農業をするためのすべての機械も揃っている。
もちろん立派な家も
何ならヨガスタジオも
ダンナさん手作りの工房も
必要なものはすべて揃っていたのに
すべて手放して
富士山の麓での
何もないところからの出発🗻
たまたまアメブロで仲良くなった
Tomoeちゃんのおかげで
無農薬栽培のお米作りをすることが出来るようになったけど
色々もちろんお金も掛かるし
なんて言っても
手間と時間が掛かる!!
わたし達を動かしているものって⁈
帰って来てダンナさんがポツリと言ったのは…
😎なっちゃんが無農薬のお米を
みんなに食べさせてあげたいって
言ったからかな。
この世界を動かしているのは
表面的には確かに経済(お金)かもしれない。
でも、その奥にはきっとみんな
誰かへの想い…愛がある💕💕
リトリートハウス「ジャックと豆の木」
2023年11月22日オープンします♪
愛情いっぱいのお米を食べに来てね♡
今日も読んでいただきありがとうございました(*^^*)💛
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