【秋の空とわたし〜稲刈りから学んだこと〜】
台風19号…一ヶ月前の被害から落ち着かないままに、関東のほうは大変なことになっていますが、みなさまのご家族、ご親戚、ご友人の方々は大丈夫だったでしたでしょうか?被害に合われた方々が一日も早く穏やかな日々を取り戻されることをお祈り申し上げます。
わたしにとって、毎年この時期は一年で一番自然と触れ合える日。そう、稲刈りがあるから🌾✨
我が家では、稲を刈って、ハゼを立てて、刈った稲を掛けて、干して、脱穀して…。という作業が10月の週末ごとに続くのです。
自然に触れると言っても、ごくごく身近な、自分ちの畑のこと。
農家に嫁いで30年近く…未だに毎年新鮮な気持ちでこの作業に向かっています。
農業って、自然と共に生きていく、ということを実感させてもらえるなぁ…と。
今年は、ありがたいことにこの辺りは台風の被害に合うことなく、ベストな状態で稲刈り出来る!と、ダンナさんもわたしものんきに構えていたら…意外な落とし穴が!
雨が全然降らずに風が強かったため、地盤がカチカチで、脚を立てるのに、しっかり入ってくれない💦
やれやれ半分くらい稲を掛けれたかなと思ったら、強い風が吹いた途端、ハゼがグラっと傾いて、稲ごと全滅…。また初めからやり直し…。
こういうことが2回あって、さすがに途中からは、ダンナさんもわたしも、しっかり脚が地面に深く入っているかのチェックを入念にして、無事日暮れまでには掛け終えることが出来ました😊
空には金色のお月様🌕
明日の早朝は満月…宇宙(そら)も、「がんばったね♡」って応援してくれてるような…。
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今日の、この稲刈り体験から学んだことは
「何よりグラウンディングがたいせつ」
ということです。
グラウンディング…しっかり地に足を着けて立つこと、土台を固めること。
日々の生活で言い換えると
「いま、ここ、自分のいる場所で目の前のことと丁寧に向き合って、無心で生きる」
ということになると思います。
私達は意識しないと、つい自分の中のエゴ(小我)の声に支配され、愚痴を言ったり、心配したり、誰かを批判したり…
自分で不幸のドラマを展開してしまっています。
農業をしていくには、自然と向き合うしかなく、雨が降らなければいいのに、カンカン照りにならなければいいのに、と思っても、思うようにはいかず、現状を受け入れるしかない。与えられた状況の中で、淡々と目の前のことをやっていく。そのうち、色んな心の声が消えて、頭も心も穏やかになってきます。
その時、ふと空を見上げると優しい水色の空にふわふわの雲が浮かんでいて、その横を気持ち良さそうに羽を広げて飛んでいる一羽の鳥…それをぼんやり見つめていると、目の前にはキラキラと銀色の粒子がいっぱい✨✨
あーなんて幸せな秋の空☁
あーなんて幸せなわたし👼
今日もつぶやきを聴いていただき、ありがとうございました💕
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