【エディが教えてくれたこと🍀〜生きるとはありのままを受け入れること〜】
我が家の愛犬エディが昨夕永眠しました。
エディとの出会いは、約15年前のペットショップ。
たくさんいる中でも、ひときわやんちゃそうで、子犬なのにデカい!その犬を見た時…。
あ~〜〜!
朝夢の中に出てきた、鼻の上にブチがある犬の顔!
同じだ〜〜〜!
ダンナさんと息子は、一目惚れしたようで
ダンナさん「実はオレ、ボーダーコリーを飼うの夢見てたんだ…。」
(わたしは今朝夢に見たよ。)
息子「この犬がいい!この犬にしよう!」
(夢の中でこの犬を飼うと大変だぞ〜って声が聞こえたような…。)
わたしが夢に見た話をしても、二人は全く意に介せず、その日からその子犬は、我が家の家族、エディとなりました。
それからは、毎日が大変!!
「ほら!やっぱり!」
と言いたくなるくらい、エディは暴れん坊で甘えん坊で。
破壊したもの数知れず…。
息子とわたしが寝ている布団を掘りまくって引きちぎって何枚もダメにして。
ガラスは突進していって割ってしまい、本人はケロリ、ガラス屋さんに直しに来てもらうこと、確か4回?
散歩に行っては急に走り出して引きずられるわたし。
それでも「エディはいい子、可愛いね♡」と声を掛けるゆる〜いわたしと
言うことを聞くまで根気強く威厳を持って接するカチッとしたダンナさんと
兄弟のようにじゃれ合って、最下位争いを繰り広げたり、公園でサッカーや野球をしたり、一番の親友となった息子と
そんな家族の一員として、エディはすくすく育ち
笑えるエピソード満載🐶✨たからもののような想い出がたくさん、たくさんできました。
気付けばエディも、おじいちゃん。
耳が聞こえなくなって。
目が見えなくなって。
足腰が弱って。
何となく、わたしたちのことが分からなくなってきて。
エディがどんどんエディでなくなっていくようで…私たちは受け入れるのがとても辛かったけど、エディはやっぱりエディで、横たわっているだけでも安心できて、一緒にほんの少し散歩に行くだけであったかい気持ちになれて、エディが我が家にいる、というだけでしあわせでした。
今は、目に見える形としてのエディはどこにもいなくて、ふとした時に、エディの水を飲む音が聴こえてくるような…
「ワン!」ってご飯を催促する声が聴こえてくるような…
そんな気がまだするけれど。
私たちの心の中にはこれからもずっとずっと生き続けていくし、目を閉じればすぐにその存在、気配を感じられる。
どこにいても、どんな時も一緒にいる。
そんな存在になった気がします。
エディは、最後の最後まで堂々としていて、ほとんど苦しまずに、ちっちゃい頃
「ぼく、すごいでしょ?」ってあごをあげて得意げな顔してた、まるでその時を思い出させるように、すべてを受け入れ、空を見上げて、そこだけを見て、旅立って行きました。
こうやって、サヨナラ出来たら素敵だなって思えるような最期でした。
あの時聞こえた声…。
この犬を飼うと大変な思いをするぞ。
って言う意味が分かったような気がしました。
エディは、この15年近くの間にたくさんの気づきを与えてくれ、その度に私たちは心の中を変化させてきたのです。
そしてさらに今回大きな変化をさせてもらうことが出来ました。
「大変」≒「大きな変化」
ありがとう♡エディ。
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