【変わるものと変わらないもの〜いま、想うこと】
今年は暖冬だったので
桜は例年よりも早く咲き始め、一週間前の3連休には、東京のほうでは
たくさんの方がお花見に興じている姿が報道されていたようですが…。
この週末は閑散とした様子。
桜の花が
「あれ?みんなどうしたの?わたしこんなに綺麗に咲いてるわよ」
と不思議に思っているかもしれません。
そんなことを妄想してると、高校時代に習った
小野小町の和歌を思い出しました。
小野小町は、伝説の美女として有名な、平安時代初期の女流歌人です。
花の色は うつりにけりな
いたずらに
わが身世にふる ながめせしまに
◉現代語訳
桜の花の色は、むなしく衰え色あせてしまった。春の長雨が降っている間に。ちょうど私の美貌が衰えたように。恋や世間のもろもろのことに思い悩んでいるうちに。
「ながめ」は「眺め」と「長雨」を掛けています。
この和歌を習ったのは、もう35年ほど前になりますが
年を重ねるってそんなふうに感じることなんだろうか…と寂しくなったのを覚えています。
そして、わたしは「変わらない愛」を信じたいなぁと、まだ「愛」がどんなものかも分からないまま、純粋に思ったのも、覚えています。
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度々お伝えしてきましたが
占星学では
2020年は変化の年
と何年も前から言われてきました。
まさにわたしたちは、今その真っ只中に…。
それを
「変化の渦に飲み込まれている」
とも
「変化の波に乗る」
とも
言えますが
自ら進んでの「変化」でない限り、どうしても前者のように感じてしまいますね。
占星学では、内面の変化を「進行図」の月で読みます。
進行の月は、28年かけて12ハウスを移動、約2年半1つのハウスに滞在し、1ハウス〜6ハウスにかけて自己を調整していき、7ハウスから社会に向けて自己発揮していく、という大まかな流れとなります。
わたしの進行の月は
「日々の生活」を表し、
目前の社会デビューに向けて自己を最終調整する
6ハウスに。
星座は
12星座中1番マイペースな牡牛座。
ゆっくり、自己価値を高めていこうとし、変化を嫌う星座と言われています。
昨年12月から、わたしの進行の月はこの牡牛座に入ったのですが
確かにその頃から、内面の変化を感じます。
その前の約二年半は
「変化を恐れず前に進んでいこうとする、パイオニア精神にあふれる」牡羊座だったので。
確か、ちょうど牡羊座に入った頃に思い切って二階をスタジオにリフォーム!
ホームページを作ったり、レッスンの内容、クラス形態を色々変えたり
占いも占星学を取り入れたり
オラクルアラカルトを始めたり
クリスタルボウル瞑想を取り入れたり…。
でも、牡牛座に入ってからは
ゆっくりのんびり穏やかに
とか
安心、安定
マイペース
というキーワードになぜかときめくようになり、自分でもびっくりしていたのですが、進行の月を読み解くと納得。
たいせつなのは
わたしはいま
6ハウス、社会デビューに向けての自己調整を
牡牛座の、自分のペースで納得いくまで自己価値を高めるというエネルギー
を使って
取り組んでいる時だということ。
ホロスコープを読むと
わたしの真の社会デビューは、2年先✨✨
そう分かれば、いま不安に思うことも、焦ることもないんだ♡
マイペースにそして安全に
6ハウスのキーワードの一つ、ヨガに取り組んでいく🧘
牡牛座は、コツコツ、じっくり、ねばり強く続けていくエネルギー💫💫💫
色んな変化があっても
わたしの中の
「ヨガが大好き✨✨」
という想いは変わりません。
亡き母から教わった10代の頃から…。
そして、今朝もスタジオ内の観葉植物達に優しく声を掛けながら水をあげてくれているダンナさん。
変わらないものをたいせつにしていきたいなぁと想うわたしです。...
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